桃太郎用語だらけのファフナーHAE
むかーしむかし西暦2148年
ある所に竜宮島という島がありました
北極鬼ヶ島での決戦から二年
犬は喫茶楽園でお仕事をしながら暮らしていました
ある日
「きびだんごは蹂躙された。最後の宝物は必ず伝える。もしもの時は11番の川に洗濯に行け」
と向こう側の世界の猿から犬に伝えられました。
すると盆祭りの日の夜
島民が灯籠流しをしてる最中に
海から
どんぶらこ〜〜どんぶらこ〜〜
と大きな人類軍の桃が流れてきました。
ほどなくして、島に警鐘が鳴り響きます。
犬はすぐに11番の川に洗濯に行きマークザインに搭乗して敵を迎えうちます。
「お こ し に つ け て い ま す か 」
出撃した犬を待ち受けていたのはスフィンクス型の桃太郎でした
「なんで桃太郎なんだ!・・・なんで猿じゃない」
犬はそう叫びながら、心に入り込み家来にしようとしてくる桃太郎に対し、日本一の旗の正しい使い方で対抗します。
なんとか桃太郎を退けたように思えましたが次の瞬間桃太郎はおじいちゃんとおばあちゃんに育てられて立派なエウロス型桃太郎になってしまいました
仲間との連携でエウロス型桃太郎をなんとか撃退したその後、流れ着いた桃から雉が生まれました。
雉は 「君たちは勝てない降伏して、じゃないとこのままじゃみんな家来にされちゃう」
と犬たちに提案します
しかし犬は当然反論します。
「お前が猿を守ったのは桃太郎の命令か!お前のきびだんごに逆らえ‼︎雉」
犬は懸命に説得しますが雉はマークザインに封印されたマーク鬼ヒトを復活させ、スフィンクス型、エウロス型桃太郎を引き連れ竜宮島を家来にしようとします
犬はマークザインで雉とマーク鬼ヒトと蒼穹の空で一騎打ちをしながら雉を説得します。
犬「お前がいることに猿は賭けた。お前を俺たちに出会わせた。桃太郎をかえるために!」
雉「俺たちはもう家来にされたんだ。君たちを退治して今更どう変われるんだ。」
犬「俺も猿を退治した。でもあいつはずっと信じてくれた」
犬「選ぶんだ。何度でも。家来にされるからって諦めないできびだんごを選び続けろ」
雉「嫌だ!消えないで犬‼︎
桃太郎・・俺はもう戦いたくない」
雉がそこにいることを選び、和解して万事解決したかに見えたその時
山に芝刈りに行っていたおじいちゃんが竜宮島へきびだんごミサイルを発射しました。
すると雉はマーク鬼ヒトのコックピットから飛び出し、ミサイルに体当たりして竜宮島を守りました。
海辺に着地したマークザインのコックピットの中で犬が座っているとマーク鬼ヒトのコックピットから降りた誰かが向かってきます。
雉の最後の願いで目が見えるようになっていた犬にははっきりその姿がわかりました。
犬「おかえり、猿」
おしまい
あとがき
使える名詞が本当に少なかったのでかなりの要素を省いておりますがご容赦ください。
今回もお手柔らかに
前作ファフナー用語だらけの桃太郎
http://sanzou555.hatenablog.com/entry/2017/01/07/212615