Sanzou555のブログ

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オーストラリア対日本 〜メルボルン発長崎行き特急かもめ11号(白いかもめでの運転)

こんばんは

ついに寒さに負けてストーブに手を出してしまったサンゾーです。

日本代表対オーストラリア代表

結局見ちゃいましたのでその感想をツラツラ書いていくぜ

 

スタメン

西川

酒井高、森重、吉田、なんちゃってEXILE槙野

山口、長谷部

小林、香川、原口

本田

 

オーストラリアは軽く

ジェディナクスピラノビッチなど

いつだかのウイイレで真っ赤になるまで成長したクルーズや日本キラーケーヒルはベンチ。

 

白いかもめがわんさかいらっしゃって、ボールと紛らわしいシーンが多々あった試合。

メルボルンのスタジアムの近くには博多駅があって、長崎と大分へ向けて白いかもめが飛びたっているのだろう。

 

日本は幸先良く相手のミスをつき原口が先制

このシーンだけ観るとやっぱ本田は真ん中の選手なんじゃないかって思う。

 

内容としてはボール保持を放棄してオーストラリアに大雑把なビルドアップを促す展開。

高さを活かすパワープレイをさせないっていう選択だったのだろう。

その目論見は成功しててチーム全員の連携でボールを相手の攻撃を止めれていた。

 

特に香川の守備の動きが白眉で、4-4-2か4-5-1かは彼のポジショニング次第という形。最後まで彼を交代させなかったのは彼以外の選手にこの役割を果たせなかったからだろう。攻撃面では目立たなかったため低い評価を与える人間もいるだろうが、俺は少なくとも及第点には値するほどの貢献だったと思う。

 

ボールを奪ったら本田がキープからのカウンターが狙いだったのかと

ちょっと往年のトッティペッロッタの流れを思い出したが前半のうちは長谷部のサイドチェンジもありそこそこチャンスを作り出すことには成功した

でも後半はオーストラリアも修正してきてボールも奪えず、危険なセットプレーも与え、完全に崩されてPK献上。

 

原口のプレーに関してはあそこで原口に守備を強いる状況作られた時点で失点は決まってたと思う。オーストラリアホームだったから厳しめだけど判定もこれまでのちゃんちゃらおかしな笛よりは天と地の差があるくらい納得。

 

 

後半のオーストラリアに対してカードを切らなかったのはピッチ上で解決できるという考えがあったからだと思う。

具体的にどこがどうとまでは俺の観戦眼が足りなくて言えない。まだまだ力不足っす。

 

 

 

交代枠

一枚目は怪我の小林から清武

怪我だから仕方ない。

二枚目は本田→浅野

本田のキープ力を捨てずに我慢したかったんだろうけど、もう5分早くてもいいんじゃないかって思う。

実際浅野はオフサイドを潜り抜ければって場面を何回か作っていた。

三枚目は原口→丸山

右サイドをやられていたし、アウェイで勝ち点1ならギリオーケーという考え方だろう。高さと守備強化という面での投入。

 

3枚とも論理的で妥当な交代策だった。

守備的な戦術でオーストラリアの長所を潰しアウェイで負けない戦い方をさせたのは至極まっとうな選択で全く叩く必要はないんじゃないでしょうか。

 

 

ポゼッションだけがサッカーではなくて、

日本代表でもユーロのポルトガル代表のような相手の長所を潰すサッカーもできるんだよってことを示してくれた。

戦術的に今年の日本代表の中で一番面白かったと思う。

久しぶりに日本代表の試合見てよかったって思えた試合だったぜ。

 

 

余談だが斎藤学を出す余地はあの試合展開ではなかった。

背が低い斎藤を出してもオーストラリアにハイボール出されて狙われるだけだし、守備で原口や小林ほど貢献できるかも怪しい。何より緊急招集で連携が乏しい選手をアウェイで同点の時に出すのはいらんリスクをおかすだけ。

ハリルは極めて冷静な監督だと思う。

 

 

おしまい